活躍する同窓生たち
HOME > 活躍する同窓生たち > 柳家権太楼さん

柳家権太楼さん

photo_gontarou01.jpg本名:梅原 健治さん
1965年卒業(7期生)

柳家権太楼・(やなぎやごんたろう)。テレビなど、マスコミにあまり顔を出さない分、この名前をご存じの方は少ないだろう。

彼の柳家小さん門下で、82年真打昇進、三代目「柳家権太楼」を襲名した。現在、落語協会常務理事をも務める古参の噺家である。年間700の高座数は日本一という。古典落語を得意とし、巧みな話術に幅広い支持を集めている。

北区は滝野川生まれ。「小学5年の時、母に連れられて新宿の末廣亭によく行った」のが落語に目覚めたきっかけとなった。高校時代、通学途中に新宿・末廣亭へ直行するほど落語に熱中、学園祭で披露したことも。以来、噺家への夢を持ち続け精進してきた。

photo_gontarou02.jpg photo_gontarou03.jpg

img_book01-02.jpgこのほど、壮年向けの雑誌「ダーナ」で「笑いの効用」と題して、中央群馬脳神経外科病院理事長の中島英雄さんとの対談が紹介されている。この中で「精神的な病や物騒な事件が多い昨今、笑いには潤滑油的な効用が」と。そして「笑いで生きるパワーを与えられる、そんな華のある噺家になりたい」と抱負を語っている。

「権太楼の大落語論」などの著書、落語CD、も。ホームページもあり、開いてみてはどうだろう。

このページのトップへ