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佼成学園男子校 平成24年度入学式

開式前の場内

平成24年4月9日月曜日、午前10時より普門館において高等学校、中学校合同の入学式が催された。この日は快晴。昨日の雨天が嘘のように空気が澄んで爽やかな朝だった。そして、この日の桜は見事なまでに満開。入学式は春で良かったと、つくづく思う。

昭和20年の終戦の後、進駐軍は、日本の入学式をアメリカに倣って夏休み後の9月にするように言ってきた。日本政府は強く抵抗し、4月を死守したそうです。理由は明快に「入学式には桜が似合うから」と言ったとか。感謝です。

桜の写真の代わりに、会場のご家族の写真を載せました。式が始まる前のご両親の顔は、どなたも満面の笑みでした。子どもの成長の証としてのその節目に居合わせることができるということは、「しあわせ」という他ないですね。

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君が代『演奏』

「ゴ~ン、ゴ~ン、ゴ~ン」と会場に鐘が鳴り、緞帳が上がり、「新入生、入場!」のアナウンスで新入生が2列に並んで会場に入り席に着きました。
シ~ン、と縮まりかえったところで、入学式が始まります。
式の最初は『君が代演奏』です。ん?ちょっと変に思いませんか?
確か以前は『君が代斉唱』だったはず。
ところが今は、全員起立して、歌わずに演奏を聞いているだけなのです。
学校に聞いてみると、何と、もう、ずいぶん昔からこのスタイルだとか。
諸行無常。浦島太郎の心境です。

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学校長訓示

新入生のクラス代表に、榎並校長先生から入学許可証が手渡されます。今年の新入生は、中学109人、高校197人です。

校長先生から生徒たちへは、「1.謙虚であること、2.素直であること、3.感謝すること」というお言葉が贈られました。

また、ご家族の方には、「難しい時代だが、生徒、学校、家庭が協力し合えば、よい環境を築くことが出来、生徒の成長を助けることができる」と、仰っていました。

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学園理事長式辞

酒井学園理事長の式辞は、サミュエル・ウルマンの詩を引用されました。「青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる」。50年振りに母校の同窓会に出席し、再会した友人が、メールで送って来られたとか。皆さん!青春してますか?

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新入生代表による『誓いの詞』

続いて、新入生からの『誓いの詞』の発表です。一般の社会、取り分け営業会社で言う『決意表明』です。発表者は、中学一年生、飯田耕士君です。つい数日前まで小学生だったとは思えないほど立派な詞でした。「主体性をもって活動する」と言う言葉が印象的でしたが、『主体性をもつ』とは自らの意思で持つということです。昨年プロ野球に入ったS君も、何かを “持っている”そうですが、頼もしい限りです、ホント。(×ちょっと飛躍し過ぎ×)

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学級担任紹介

式も、終わりに近づき、クライマックスのクラス担任の紹介です。中学校1年生は4クラス、高校1年生はA~Gの7クラスの先生が紹介されましたが、驚いたことに、今はクラスごとに副担任がつくようです(一部、兼任する場合もあり)。昔は一クラス50人の生徒に担任の先生が一人でしたが、先生の仕事が増えたのでしょうか。これでは、学校経営は厳しいはずです。同窓会の皆さん、一人でも多くの生徒が入学するよう、ご協力をお願い致します。

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校歌斉唱

最後は、校歌を斉唱して終わりました。またまた個人的ですが、私は3番の「いそしみ競う」という行が好きです。皆さん、神宮球場に足を運んで一緒に校歌を歌いましょう。

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